BRZ/GR86の使いにくいドリンクホルダーを改善!カーメイトの車種専用ドリンクホルダーを増設

今回は様々なカー用品を手掛けるカーメイトから発売されている、BRZ ( ZD8 ) / GR86専用のドリンクホルダーを購入したのでご紹介。

BRZのドリンクホルダーって筆者にとってはかなり使いにくいと感じていて、以前から気になっていました。この記事では、実際に製品を取り付けてみて良かった点や気になる点をまとめてみます。


目次

BRZのドリンクホルダーは使いにくい

以前の記事でも少し触れたのですが、BRZはドリンクホルダーが使いにくい。

そう感じているのはたぶん私だけではないはず。ドアポケットとセンターコンソールにそれぞれ設置されているが、どちらも微妙にイケてない。

センターコンソールは手が届かない

センターコンソールのドリンクホルダーに手を伸ばす

センターコンソールのドリンクホルダーは、着座位置に対して後ろすぎると感じていて、まぁ要は手が届かないわけです。シフト操作の邪魔にならないようにしているのかもしれないですが、身体の柔軟性に乏しい筆者からすると、ドリンクを飲む労力がとてつもない。

また、BRZはご存じの通り収納が少ないので、センターのドリンクホルダーは小物入れとして使用したいという願望があります。実際私はUSBケーブルを収納するために、ホルダーを一個使ってしまっているんですよね。

ドアポケットには紙カップを置けない

ドアポケットのドリンクホルダー

ドアポケットのホルダーは位置的にも使いやすいとは思うのですが、紙カップ禁止のマークが表示されていて、無理に置いても構わないのですが実際のところ使いにくい。筆者にとってはこちらの方が深刻で、コンビニコーヒー大好き民としては実につらい仕様です。

筆者はコーヒー自体は好きなんですが缶のコーヒーがどうも苦手で、長距離ドライブの際はコンビニでカップコーヒーを買うというのが以前のクルマでは習慣になっていました。

カーメイトから発売されている車種専用後付けドリンクホルダー

カーメイトから発売されているドリンクホルダー

オートバックスの店内を徘徊することが趣味の人なら一度は目にしたことがあるかもしれない。GR86/BRZ(ZD8)に専用設計されたドリンクホルダー。

GR86とBRZは人気車種であるがゆえに、しばしば「街中でめっちゃ見かける」「特別感がない」などと評価されることがありますが(筆者的には「庶民のためのスポーツカーなんだからそれでいいじゃん」と思っている)、こういったサードパーティ製のアフターパーツがたくさん販売されるのも、正に人気車種だからこそ。

ちなみに「街中でめっちゃ見かける」は全く間違ってなくて、実際15分に一台くらいはすれ違うし、なんなら前後で挟まれることもある。

ドリンクホルダーを取り付けて得られるメリット2つ

ドリンクホルダーを取り付けてみて、実際に感じたメリットが2つ。

紙カップ解禁

一つは紙カップのドリンクが飲めるようになったこと。この製品を導入した最大の目的でもあり、しっかりと役割を果たしてくれています。

紙カップのドリンクを収納するドリンクホルダー

元のドリンクホルダーを小物入れに使える

もう一つは元々設置されているドリンクホルダーを小物入れとして割り切って使えるようになったこと。

センターコンソールのドリンクホルダーは最初から小物入れとして使っていたのですが、それに加えてドアポケットのホルダーも小物入れとして使用できるようになった。これが結構使い勝手がよく、クルマや家の鍵、サングラス等を置くのに重宝しています。収納の少ないBRZにとってはかなり恩恵が大きい。

製品の良いところ4つ

製品を実際に使用してみて、この製品の強みだと感じたことが4つあります。

車種専用だけあってインテリアに馴染むデザイン

内装デザインにマッチしているドリンクホルダー

車種専用に造られているだけあって、製品の造形から素材の質感、カラーリングに至るまでBRZの純正インテリアにしっかり馴染んでいると感じます。ディーラーオプションに採用されていても良いんじゃないかと思うほど。

大きさは自体は結構大きく存在感はしっかりあるので、主張の激しいデザインであればインテリアの雰囲気を破壊してまう可能性もあることを考えると、「よくできたデザインだなぁ」と感心しています。

シフト操作に干渉しない

マニュアルミッションのシフト操作に干渉してこないのも良い点ですね。まあこれに関しては干渉した時点で即不採用だと思っているので、当たり前であってほしいという気持ちもあるわけですが。マニュアルのシフト操作に干渉してくると単純に危険なので、MT車乗りにとっては特に気にしておかなくてはいけない点でしょうね。

様々なサイズのドリンクに対応可能

こちらのドリンクホルダーはあらゆるサイズのドリンクにジャストフィットする仕様になっています。回転アームが可動する仕組みになっていて、これによってドリンク容器の大きさに関係なくしっかりと固定することができます。

純正ホルダーでは細い缶タイプのドリンクは不安定なので、レッドブルやモンスターなどのエナジードリンクを愛用している人にもおすすめできます。ただし500mlの紙パックだけは大きすぎて入らないので注意。

ワンタッチで取り外し可能

ドリンクホルダーの取り外しギミック

上述した通り、この製品は存在感が結構あるわけですが、使わないときはベース部分からホルダー部分を取り外すことが可能。助手席に人が座る場合に、邪魔になる可能性があるので、取り外せること自体はありがたいです。

ただ、ぶっちゃけて言うと、「取り外したホルダーどこに置くねん」問題がついて回るので、個人的には折り畳み式で収納できるようにしてくれるとなお良かったと感じました。

個人的に気になる点3つ

少し気になる点も挙げておきたい。

筆者自身は製品自体には割と満足しているので、「求めすぎかな」とも思いますが、気になる人もいるかもしれないので参考程度に。

助手席の人にとっては邪魔

助手席の人の脚にあたるドリンクホルダー

上述した通り存在感バツグンの本製品、助手席の人にとっては窮屈に感じるはず。

助手席に人が座るときは外せばよい的なことを上に書きましたが、「外したら使えないやん」という根本的な問題があるわけで。やはり助手席に人が座っていても使えるのがベストではあります。具体的にどこをどうして欲しいというものはないのだけれども。

取り外せるが、見た目が…

ホルダー部分を取り外した状態

ホルダー部分は取り外せるのですが、取り外した写真がコレ。

いかにも「はずしました感」が溢れ出ていて、失礼ながら見た目はイマイチだと感じました。”取り付け状態”のデザインが完ぺきだったので、もう少し”取り外した状態”も何とかならなかったのかなぁと思ってしまいました。

缶飲料は少し音が鳴る

缶飲料を置くドリンクホルダー

回転アームでホルダーのサイズ調整が可能ですが、調整時に隙間が空いてしまうと、BRZは走行時の振動が比較的大きいクルマなのも相まって、缶飲料はカタカタ音が鳴ります。気になる。

もちろんその都度アームを調整してあげれば良いのですが、正直めんどくさくて、ドリンクを持ち上げたり置いたりするたびに少しずつ隙間が広がっていく。

ちなみに紙カップやペットボトルであれば音は気になりませんでした。


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