社外カーナビを選んだ理由

最近のクルマは、インテリアに調和した大画面のセンターディスプレイが標準で装備されているものが増えてきており、「オーディオレス車」という存在も徐々に貴重になりつつあります。

クルマがコンピュータ化してきている影響で、ドライバーに様々な情報を的確に伝達するためには、センターディスプレイの存在は重要です。そこに社外品が入り込む余地がなくなってきているというのは、ある意味当然のことのようにも思います。

市販のナビ・オーディオを後付けするという”文化”は個人的には結構好きです。ナビ・オーディオ選びもカーライフの楽しみのうちの一つのような気がしています。

BRZとGR86はオーディオレスで購入することができる貴重な存在。せっかくなので何か社外品のカーナビを入れようということで、今回購入したモノをご紹介します。

目次

購入品紹介

今回は主に「カーナビ」の紹介をするのですが、そのために切っても切り離せないモノが2つありますので併せて紹介します。

KENWOOD 彩速ナビ|MDV-M910HDL

今回私が選んだのはこちら。ケンウッドの彩速ナビ、購入時点(2023年)での最新モデルになります。

BRZは9インチのナビが装着できますので、このモデルはジャストフィットします。
フローティングタイプのMDV-M910HDFというモデルもありますが、通常タイプを選びました。


KENWOOD ドライブレコーダー|DRV-MN970

続いてドライブレコーダー


ケンウッドのカーナビと連動することが可能なタイプで、設定変更などドラレコの操作はもちろん、記録した映像をナビの画面ですぐに確認することもできます。

付属のリアカメラは記録だけではなく、リバースギア時のバックカメラとしても使用できたり、走行中に後方の映像をリアルタイムでナビの画面に映して疑似ルームミラーのように使用することも可能です。

KENWOOD ETC2.0|ETC-N3000

ETCもカーナビと連動可能なモノを選択しました。

連携することで、ナビ画面にETC2.0で受信した情報を表示したり、高速道路の料金の履歴を表示したりすることができます。個人的には料金の履歴がすぐに確認できるのがうれしい。


ケンウッド製のETC以外でも彩速ナビに接続可能なモノがありますが、当製品であれば同梱ケーブルだけで接続可能です。

ケンウッドを選んだ理由

せっかくなら9インチを

二代目BRZはインダッシュタイプのナビであれば最大9インチのナビが装着可能です。純正ナビも7インチと9インチの2サイズで展開されています。

7インチのナビは9インチに比べると価格が安いのですが、7インチを装着するとパネルの余白が大きく空いてしまうので、少し寂しく感じてしまいます。ナビの画面は毎回目に入るものなので、見た目が好みなモノを選んだほうが、あとから後悔しないですむかなと思ったので、思い切って9インチを購入しました。

ちなみに7インチのナビを装着する場合は専用のスペーサーを取り付ける必要があります。9千円くらいするそうなので、7インチを検討している人は注意が必要です。9インチはスペーサーなしで取り付けできました。

高コスパ

9インチナビを検討する際、純正のサイバーナビ(カロッツェリア)にするか社外品にするかは迷うところです。
後述しますが、純正品のメリットも大いにあります。

ただし純正品で一番気になるのはその価格。注文時限定でナビパック(9インチナビ、ETC2.0、リヤカメラ、ドライブレコーダーのセット)の割引きがあるものの、価格は約37万円。

楽天市場で同等の内容(純正のリヤカメラも楽天で購入できました)を20万円程で揃えることができたので、取り付け工賃を加味してもかなりコスパ良くそろえることができたのではないでしょうか。

物理ボタンがよき

純正のサイバーナビは物理ボタンが排除され、静電式のタッチパネルが採用されています。

個人的には音量調整のボタンは見ずに操作することが多く、静電式だと以前のクルマで誤操作がちょいちょいあったので、物理ボタンの方が好みです。

彩速ナビは物理ボタンが採用されていて、そこも加点ポイントでした。

ケンウッド彩速ナビの画像

純正にもメリットが

純正ならではのスタイリング

ディーラーオプションで選択可能なBRZの9インチナビはカロッツェリアのサイバーナビです。先述しましたが、物理ボタンがなくすべてタッチパネルが採用されていますので、モニター部分は突起物がなくフラットなデザインとなっています。

これがBRZの内観と非常にマッチしており、正直このカッコよさだけで選ぶ価値がありそうです。
また市販モデルでも同等の製品が販売されていますので、GR86派の方は検討してみてはいかがでしょうか。

純正リアカメラをドライブレコーダーと併用可能

BRZはリアスポイラーにカメラを設置する構造になっています。

このカメラはナビと接続して後退時のバックカメラとして使用するのが主な用途ですが、純正ナビとセットで購入できるドライブレコーダーに接続することで、後方の録画にも使用できます。

これが市販品では難しく、「純正カメラを社外ナビと接続してバックカメラとして使う」ことはできるのですが、「社外ナビと社外ドラレコ両方に接続する」ことができません。

結果的に私が購入した組み合わせでは、リアスポイラーに純正カメラを、リアガラスにドラレコ後方録画用のカメラを設置することになり、取り付けも少々手間がかかりました。

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